第46回山口県小学生中学生の船 体験感想文

                          羊蹄山(蝦夷富士)北海道の車窓から 

ごあいさつ

平素より本活動へのご理解、ご協力、誠にありがとうございます。

 2023年3月27日に出発した「第46回山口県小学生中学生の船」は多くの皆さまの支えにより、無事10日間の旅を終えて4月5日に山口県に帰ってくることができました。
 コロナ禍の影響により、様々な制限が求められる中でしたが、仲間と協力し合い様々な活動を行いました。
 「上級生がやさしくてうれしかった。」、「友だちがたくさんできた。」、「仲間をまとめることは大変だったけど、この経験を活かして、これから頼られるリーダーになりたい。」など団員一人ひとりが一生懸命取り組んだことで、たくさんの学びを得ることができました。
 この10日間の経験を自信にして、将来に向かって積極的に取り組んでいただきたいと思います。

団員体験感想文

和木町 中1 女

 低学年の子のお世話は、普段なかなかしていなかったことで、慣れていなくて大変でしたが、色々な人と協力して乗り越えることで周りのことも見て、気にかけて行動できるようになりました。自分たち班長、副班長が中心になって、班をまとめることで、班の仲がより一層深まったと思うので良かったです。

 

周防大島町 中1 男

 ぼくが学んだことは人をまとめることです。人をまとめるためには声をはっきり、大きな声で指示することがとても大切です。しかし、それ以上に大切な事は(仲間から)信頼を得ることです。信頼がないと指示を聞いてもらえないからです。また、副班長や本部の人の力があったからみんなをまとめることができました。このことで協力する事の大切さに気付きました。

 

岩国市 小6 

 学んだことの1つ目はリーダーとして下の学年をまとめることです。大変だったけど、指示を聞いてくれてとても助かりました。2つ目は協力する事の大切さです。この旅では、たくさん協力しなければ乗り越えられない壁がありました。でも、その壁も乗り越えられたのは班の人たちと協力したからです。

 

光市 小5 

 ぼくは最初は友だちが作れるかがすごく心配でした。でもみんな優しく接してくれて友だちと一緒に楽しく旅ができました。また、協力することを学びました。一人では難しいこともみんなと協力すればどんなことでも乗り越えられると思います。最後に努力をすれば何でもできることを学びました。僕は努力をしても結局は才能がある人しか結果は出ないと思っていました。しかし、みんなの頑張っている姿を見てみると「頑張ったら何でもできるんだ」と思いました。将来宇宙飛行士になりたいので頑張りたいです。

 

柳井市 小5 男

 この旅でぼくは、一人でくらす大変さを知りました。一人で布団をかたづけること、食べた後自分で机をきれいにすることや、仲間と出し物を何にするか考えること、人と仲良くするために気を使うこと、たくさん勉強になって、大人に近づくための第一歩になったと感じました。帰ってからも学んだことを続けたいです。

 

岩国市 小5 女

 初日は不安だったけど、すぐ友だちができました。ディズニーランドや小樽での自由行動で班の仲がもっと深まってうれしかったのを覚えています。おみやげを買うこともできてうれしかったです。班員全員と友だちになれました。この船の旅で出会った友だちと手紙などでこれからも仲良くしていきたいです。(小5 岩国 女)

 

下関市 小5 女

 私が頑張ったことは上級生を手助けすることです。例えば、下級生のお世話や時間を教えることを頑張りました。最初は大変だったけど、だんだん楽しくなってとてもやりがいがあったし、班長たちの手だすけができてよかったです。みんなとはなれるのがとてもさみしいです。また会えることを楽しみにしています。

 

愛媛県 小4 男

 学んだことは来た時よりもきれいにということです。理由はきれいにしておくと次の人が気持ちよく使えるからです。また参加したいです。高学年になるので(班員が)言うことを聞いて、憧れになれるような高学年になりたいです。

 

宇部市 小3 女

 友だちが増えたことがうれしかったです。最初は自分から知らない人に話しかけられなかったけれど、(話しかけてみると)案外簡単でびっくりしました。国会議事堂は小さいかと思っていたけれど大きいし、きれいだったからびっくりしました。(宇部 小3 女)

 

下松市 小2 女

 友だちときょう力する事を学びました。自分のことはもちろん自分でやるけれど、自分一人でできないことは、友だちときょう力するとよかったです。友だちはなるべく多く作った方がいいことも学びました。友だちが多いと、きょう力できる友だちや、なやみを聞いてくれる友だちがふえるからです。

 

岩国市 小1 女

はくぶつかんでは、いろいろなものをみれました。むかしにあったものやかせきがたくさんみれてたのしかったです。

 

防府市 小1 男

 10ぷんまえこうどう5ふんまえしゅうごうをよくがんばりました。おくれたときもあるけどくりかえしやっていくとまもれるようになりました。まもれたときはすごくよいとおもいました。

 

保護者の皆様の声(10日間での変化や、成長を感じたところ)

☆自分のことばかりでなく、班の子たちの希望を聞いて行動したり、人のことも考えながら調整したりなどが経験できとてもよかったと思う。自分で考えることや決めることも少しできるようになった。(山口市 中2 男)

 

☆普段家でも自分から話をすることは少なかった子が、帰ってきてから旅の思い出を一日目から最後の日まで思い出しながら、班の友だちのことや食事の事などを饒舌に表情豊かに話してくれた。たくさんの感動をもらって帰ってきた様子です。(岩国市 小6 女)

 

☆旅の間は自分の事はすべて自分で行わなければならないので、家で生活する事が、親に助けてもらって快適に過ごせていることに気付いた事に成長を感じた。また、帰ってきてすぐに「行かせてくれてありがとう」と感謝を伝えてくれた。(光市 小5 男)

 

☆とてもおとなしいタイプで、自分から進んで友だち関係を築くことがなかったが、遠方の友だちとも積極的に話しかけ、名刺を交換したり、日頃とは違う息子の様子を知り驚いた。(下松市 小5 男)

 

☆積極的な行動力が身につき始めていると感じた。運動会では自ら応援団の係をし、積極的に行動している姿が見られた。(田布施町 小4 女)

 

☆10日間という長い時間初めて親と離れた生活を送り、色々な面で自信がついたように思う。大勢の中で自分の意見を言ったり、友だちの話を聞くことが自然にできるようになり、行動力も出てきたと思う。日本地図を見ながら、「ここに行ったよ。○○があったよ。」と実際に体験して身に付いた知識を語る姿は頼もしい。(美祢市 小4 男)

 

☆活発になった。一人で自転車で公園や友だちの家に出かけたり、自転車でお店に行って必要なものを買ってくるようになり驚いた。お店で売り場が分からないとき、店員さんに自ら話しかけ、案内してもらいお礼も言えたそう。今までは何事も母親頼みで心配していたが、自分の事を自分でできるようになったのがうれしいのか、自信をつけていい方に循環しているように感じる。(岡山県 小3 女)

 

☆集団生活の中でうまくいくこと、思い通りにならない事がある事を学んだよう。持ち帰った荷物からも低学年なりに工夫して生活していたようすが見れた。帰ってからお友だちに手紙を書く様子も見られ、うれしく思った。(防府市 小1 男)