「第48回山口県小学生中学生の船」参加者募集!
来春開催予定の「第48回山口県小学生中学生の船」の団員・指導員の募集を開始いたしました。
たくさんの仲間と日本各地を訪れ。力を合わせて様々な活動をすることは将来へ向かって大きく成長する機会となります。小中学生の皆さん、そして高校・大学生の方々、ぜひ一緒に挑戦してみませんか?参加をご希望の方、ご関心のある方はお気軽に事務局までお問い合わせください。詳しい資料をお送りいたします。
※お問合せはお電話で受け付けております。
※資料は郵送にてお届けいたします。
☆締め切り間近となりましたが、現在も募集を行っております。ご参加ご検討ください。
また、「山口県小・中学生の船」のページにも詳しいご案内やこれまでの旅のお写真、団員・保護者の方の感想を掲載しております。ぜひ、ご覧ください。
高校・大学生等のみなさんは「大学・高校生の方」のページも併せてご覧ください。
<「第48回山口県小学生中学生の船」日程について>
・令和7年3月1日(土) 結団式
・令和7年3月8日(土)~9日(日) 事前研修キャンプ
・令和7年3月27日(木)~4月5日(土) 第48回山口県小学生中学生の船 (本研修)
・令和7年4月19日(土)~20日(日) 反省会キャンプ
※①、②、④への参加は任意です。欠席の場合でも③の本研修へはご参加いただけます。
国会議事堂見学
8月吉日
はじめに
山口県小学生中学生の船は、地域の働く若者を中心に「子どもたちの夢を叶えたい」という思いから、1975年3月に「第1回山口県少年の船」として始まり、多くの方々の支えによって今日まで続いて参りました。
2020年からの新型コロナウイルス拡大の影響により、3回の延期を決断せざるを得なかった中、「子どもたちには、より幅広い年齢の中での集団生活を通して仲間をつくり、新しい自分を見つけて成長してほしい」と考え、2022年7月に名称を「山口県小学生中学生の船」へと改めました。
参加者の総人数は約1万7000人を超え、県民の約100人に1人参加されていることになります。
現在では、参加される子どもたちのお父さん、お母さん方の中に小学生のときに参加しましたという方が多くいらっしゃいます。
お話の中では、船で出会った友だちと今も交流している、船に乗ったことで社交的になった、自信がついた、それぞれの思いを語って下さいます。当時の経験が今もなお、心の中にあり、現在に活かされている姿に心を打たれます。
この船の旅が、一人でも多くの小学生・中学生の皆さん、指導員として活動する学生の皆さんにとって、かけがえのない仲間づくり、将来につながる力を身につける機会となることを目指し、活動して参ります。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
実施目的
未来をになう少年少女が、規律、協調、奉仕を基調とした船上生活の中で、
お互いの交歓と、自然の尊厳さ、美しさを身をもって体験することにより、
将来に向けて大きな夢と希望を抱くことを目的とします。
第48回 山口県小学生中学生の船 参加要項
- 実施期間
- 令和7年3月27日(木)~4月5日(土) 9泊10日
- 実施コース
- 山口県 ⇒ 福岡県 ⇒ 東京都(国会議事堂、ディズニーランド など)
- ⇒ 北海道(苫小牧、室蘭、札幌、小樽 など) ⇒ 京都 ⇒ 山口県
- ※実施期間中に宿題をする時間をもうける予定です。
- ⇒ 北海道(苫小牧、室蘭、札幌、小樽 など) ⇒ 京都 ⇒ 山口県
- 募集人員
- ☆団員(小学1~6年生・中学1~3年生) 200名
- ☆指導員(高校生・大学生) 50名
- ※いずれも県外在住の方も参加できます。
- ※詳しいご案内、お申込書をご希望の方は事務局までご請求ください。お送りいたします。
- ※指導員の方は 大学・高校生の方 のページも併せてご覧ください。
- ☆指導員(高校生・大学生) 50名
- 参加費用
- ☆小学生・中学生団員
- 参加費 158,000円
- 青少年交流会費 3,000円
- 帽子代 2,000円
- ☆指導員(高校生・大学生)
- 参加費 85,000円
- 青少年交流会費 3,000円
- ユニフォーム代 4,500円
- ※団員・指導員ともに分割でのお支払いが可能です。分割を希望される方は、個別にご対応しております。お手数ですが事務局までご連絡ください。
- 参加費 158,000円
- お申し込みについて
-
- 参加申込書 その1・その2(写真貼付)をご記入の上、事務局へ郵送してください。
- ※ その1・その2が1名分のお申込用紙です。
- ※ 資料については事務局でご用意しております。詳しいご案内・お申込書をご希望の方は
「お問い合わせ」のページ をご覧ください。
- 参加申込書 その1・その2(写真貼付)をご記入の上、事務局へ郵送してください。
- 申込み締め切り
- 令和6年12月6日(金)
- お問い合わせ先
- あすの山口を創る県民会議 事務局
住所:〒742-1503 山口県熊毛郡田布施町宿井1121
電話/FAX:0820-52-3082/FAX:0820-52-2928 - 出発当日までの流れ
- ① お申込み受付
- ② 説明会(コースの説明や資料の配布 など)
- ※日時・場所につきましては、改めてご案内いたします。12月~1月開催予定です。
- ※参加を検討中の方もご参加いただけます。
- ③ 3月1日(土) 結団式
- ④ 3月8日(土)~9日(日) 事前研修キャンプ
- ⑤ 3月27日(木) 出発(本研修)
- ※②、③、④へのご参加は任意です。欠席の場合でも⑤の本研修へはご参加いただけますが、
- より充実した旅にするためぜひご参加ください。
- ※出発当日までに関連企画を田布施町の美郷の丘キャンプ場にて実施予定です。
詳しくは下記をご覧ください。 - ② 説明会(コースの説明や資料の配布 など)
- 山口県小学生中学生の船 関連企画
- 小学生中学生の船の旅をより充実したものにするために、団員のみなさんの成長を考え、
キャンプを企画しました。ぜひご参加ください!※参加は任意です。- ☆2月企画 山口県小学生中学生の船 班長・副班長研修会キャンプ ※5年生以上対象
- ☆3月企画 山口県小学生中学生の船 事前研修会キャンプ ※全団員対象
- ☆4月企画 山口県小学生中学生の船 反省会キャンプ ※全団員対象
- ※キャンプについては土日学校のページをご覧いただくか、事務局までお問い合わせください。
- ※「3月事前研修キャンプ」については小学生中学生の船参加者以外のお子さんも参加することができます。
- ☆2月企画 山口県小学生中学生の船 班長・副班長研修会キャンプ ※5年生以上対象
小学生中学生の船の様子
体験感想文
日本一周の旅で仲間と支え合い一人ひとりが大きく成長することができました。そんな団員のみなさんの体験感想文の一部を紹介します。
周防大島町 中1 男
ぼくが学んだことは人をまとめることです。人をまとめるためには声をはっきり、大きな声で指示することがとても大切です。しかし、それ以上に大切な事は(仲間から)信頼を得ることです。信頼がないと指示を聞いてもらえないからです。また、副班長や本部の人の力があったからみんなをまとめることができました。このことで協力する事の大切さに気付きました。
岩国市 小6 男
ぼくは、人前で話すことが苦手だったけど、少し変わりました。そして前までは、人に指示をだすのは得意ではなく、1人でやってしまっていたけど、船で1人よりも2人、2人よりも3人、3人よりも4人とみんなとの協力の大切さを知り、今ではたのめるようになりました。他にも自分に自信が持てるようになりました。
岩国市 小6 女
この旅では、「自分のことは自分でやる」「自分の意見をみんなの前で発表する」ことができるようになりました。実際船から帰って友達と遊んでいると、「なんか前よりハキハキしゃべるようになったね」と言われました。クラスでは総務委員に選ばれ、この船の旅でできるようになった、みんなの前で話すことを活かしていきたいです。
下松市 小5 男
この船には、下級生も乗っていました。最初は、自分が積極的にお手本を見せられるか、お世話できるか心配でした。でも班長や下級生と一緒に過ごしていると、自分から動けるようになりました。お世話もできるようになり、自信がつきました。船の旅を終え、一番変わったのは自信がついたことです。
美祢市 小4 女
わたしが、少年少女の船で学んだことは2つあります。1つ目は、「自分のことは自分でする」です。家では、お母さんに全部してもらっていたので、船では大変だったけど、お母さんの大変さがわかってよかったです。2つ目は、団体行動です。はじめは知らないひとと一緒に行動するなんてむりだと思っていたけど、2日目には仲良くなれて、さいごには、船の旅が終わるのがかなしくなるくらい仲良くなりました。
長門市 小2 男
宇部市 小1 女
私が船でがんばったことは、ふとんやシーツをきれいにたたむこと、友だちができたことです。高学年の人がお世話をしてくれたので、私も安心して行動できました。とってもうれしかったです。班長のいうことがよくきけて、わからなくなった人のお手伝いがよくできたから、うれしかったです。
沖縄県 小3 男(お母様が小学生の時参加)
僕は船で、早く行動することを学びました。なぜなら他のお客さんや、担当の人などが困るからです。なので、おふろや起きる時間を少し早くしました。それから10分前行動5分前集合の大切さを学びました。10分前に行動することで遅れることがなくなるし、5分前に集合することで余裕が持てるからです。
保護者の方の声
日本一周を終えて帰ってきた子どもたちの成長を、一番近くで感じた保護者の方の声を、一部ご紹介します。
保護者の方の声
☆送り出した日の姿とは比べ物にならないくらい成長したなと実感しました。ニュースで国会の映像を見た際に「ここに行ったよ!すごく広かった!」という言葉を聞いたり、北海道の雪が粉みたいにふわふわだったという話を聞いたり、今の子どもたちにとって、実際に見て、本物に触れて、五感で感じることが大切だと感じました。(小4 女)
☆いつも淡々としている息子が、友達との別れに泣いている姿を見ただけで、行かせてよかったと思いました。語りつくせないくらいのたくさんの思い出を、お友達や指導員の皆さまと作れたようです。(小5・男)
☆出発の日は不安そうな表情でしたが、帰りの新幹線から降りてきたわが子は、大泣きしながら新幹線の窓に近づきずっと手を振って別れを惜しんでいた。一生の宝になるような経験、出逢いができたことにうれしく感じた。(小1・男)
☆船の旅が終わり、普段通り過ごしている中、ある日暗い顔をして学校から帰ってきました。「どうしたの?」と聞いても答えてくれず、船の旅の帽子をかぶり、じっと何かに耐えている姿がありました。落ち着いてから話を聞くと学校で嫌なことがあったらしく、帽子をかぶっていた理由を聞くと、船の旅で友達とお別れの時、帽子に寄せ書きをして「何かつらいことがあったら、この帽子をかぶって頑張ろうね」と約束をしたみたいです。娘にとって、友だちと過ごした10日間が心の支えになっていることに感動し、心の成長を感じました。(小4・女)
☆子どもだけでは祖父母の家でさえ泊まらなかった子が、親から離れて10日間も過ごしたということだけで大きな成長だと思いました。笑顔で「楽しかった!」と帰ってきて本当にうれしかったです。こうやって少しずつ親から自立していくのだなと思いました。新学年になり登校班の班長になりましたが、新1年生のことを責任もって、お世話してあげている姿を見て、船の旅で色々な学年の子と関わり10日間過ごさせてもらえたおかげだと思いました。(小5 女)
☆帰りの新幹線で出発まで時間がありました。先に降りた子が新幹線の出発までずっと孫に手を振ってくれていました。その子たちに、「もう行っていいよ」といっても離れません。孫に「たくさん友達ができたんだね」と話したら。「ううん。もーっとたくさん友達ができたよ」と話してくれました。(小4 男)
過去の体験感想文
他にもたくさんの感想文があり、子どもたちの成長が感じられます。ぜひご覧ください。
山口県少年少女の船は、2022年から「山口県小学生中学生の船」へ名称を変え、皆さまに支えられて今回で48回目を迎えます。私たちは、もっと多くの子どもたちがこのような体験を通して成長し、将来の夢に向かってはばたいてほしいと考えております。
これからも子どもたちのため力を尽くしてまいりますので、どうぞご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。