第47回山口県小学生中学生の船 体験感想文

                         かわいい雪像(北海道での雪遊び) 

                       地球岬 水平線が丸く見えました。

 

ごあいさつ

平素より本活動へのご理解、ご協力、誠にありがとうございます。

 2024年3月27日に出発した「第47回山口県小学生中学生の船」は多くの皆さまの支えにより、無事10日間の旅を終えて4月5日に山口県に帰ってくることができました。
 コロナ禍を経て、「何かに挑戦してみたい」「自分を試してみたい」「日本の色々なところに行ってみたい」一人ひとりが様々な思いで参加してくれました。
 「友だちができるかドキドキしたけどすぐに友だちができてうれしかった。」、「最初はうまくいかなかった事もあったけれど、班長としてみんなのために頑張ったことで班をまとめることができた。」、「下級生が困っている時に助けることができて自分が成長できたと思った。」など団員一人ひとりが一生懸命取り組んだことで、たくさんの学びを得ることができました。
 この10日間の経験を自信にして、将来に向かって積極的に取り組んでいただきたいと思います。

団員体験感想文

宇部市 小5

 学んだことは自立です。旅の中で協力することや時間を守ることも自立につながったと思います。一人ではできないこともみんなでやると楽しくできてできるはばも広がることがわかりました。発表も最初は緊張したけれど、今では楽しくできるようになりました。

 

山口市 小5

 私はこの船に乗る前は、いつもお母さんやお父さんにやってもらっていたので自分のことができていませんでした。最初は時計を見て行動や、時間を守ることができませんでしたが、自分でできるようになりました。班の人たちも困ったときに相談に乗ってくれたり、一緒に解決してくれたりしました。

 

下関市 小6

 学んだことは自立することの大変さです。今までは、自分のことを家族や友だちに任せることがありました。でも、船の旅では自分で何かをすることが多くなり、だんだんと自分でできるようになりました。自立することの大変さ、私のことを支えてくれている家族の大変さに気づきました。その気づきを活かして帰ったら家族を喜ばせたいです。

 

広島県 小3 

 国会議事堂ではよくテレビで見る場所を見学しました。国会議事堂が完成した日や、テレビ記者が座る席などの色々な席があることを知りました。北海道の寒さもおどろきました。

 

下松市 中1

 班長は大変だったけど、指示を出したり、ジェスチャーで伝えたり、班のまとめ方を学びました。お土産を買うたびにお小遣い帳を書くことで、残りを考えながら次の場所でもお土産を買うことができて大切なことだなと思いました。友達がたくさんできていろいろなところに行けたことが楽しかったし、うれしかったです。

 

下関市 小1

 なわとび大会が楽しかったです。ディズニーランドではシャボン玉を買いました。家に帰ってから遊びたいです。たくさんの荷物をもって大変でした。船に乗って北海道に行きました。アイスを食べて、お土産を買いました。雪だるまも作りました。班のみんなで作りました。とても楽しかったです。スポーツ大会では1位になってうれしかったです。

 

防府市 小3

 この船で学んだことは協力とメリハリです。最初はできなかったけど、上級生をみて私も頑張って行動しました。ディズニーランドではみんなで計画的に乗り物に乗れました。国会議事堂に行ったり、北海道で小樽に行ったり雪遊びをしたり思い出になる船の旅でした。これからも友だちや助け合いを大切に、一生を過ごしていきたいです。

 

山口市 小5

 今まではリーダーらしい行動ができていなかったけど、この旅で自分たちがリーダーとして頑張ろうと思うようになり、注意をしたり、指示をしたりできるようになったと思います。これは6年生になってからもすごく大切なことだと思うので、できるようになってよかったと思いました。この旅が終わったらお世話になった人たちにありがとうと言いたいです。

 

山口市 小6

 責任感の大切を学びました。班長という立場で点呼や、注意をするときなどは責任感をとても感じました。また、自由行動で決められた時間等で動くのがとても楽しかったです。この旅での経験は、今からの学校生活や社会の中で生きていく糧になると思いました。行かせてくれた親に感謝します。

 

宮崎県 小5

 学んだことは人の話を聞くことです。前までは学校とかでしっかりと人の話を聞いていなくて、何をすればいいのかとかがわからなかったけれど、この旅に行ってからはしっかりと人の話を聞いて自分から少しでも行動するようになりました。

 

広島県 小4

 助け合うことを学びました。朝、布団をたたむときに自分は畳めたけど、下級生が難しそうにしていたので、手伝ってあげました。また、時間を見て次の行動を考えることも学びました。最初は班長・副班長に頼ってから行動をしていたけど、自分で考えて行動することができるようになりました。

 

周南市 小2

 ぼくは船に乗る前はドキドキして、(旅が始まると)いつの間にか友だちができたのでうれしかったです。ディズニーランドではボートに乗りました。北海道大学では化石を見せてもらいました。

 

保護者の皆様の声(10日間での変化や、成長を感じたところ)

☆親元から離れたことで自立心が芽生えたと思う。班で活動することが楽しかったようで、友だちもできたと喜んでいた。家族全員にお土産を買ってきてくれて成長したなと実感した。(山口市 小5)

 

☆送り出した日の姿とは比べ物にならないくらい成長したなと実感した。ニュースで国会の映像を見た際に「ここに行ったよ!すごく広かった!」という言葉を聞いたり、北海道の雪が粉みたいにふわふわだったという話を聞いたり、今の子どもたちにとって、実際に見て、本物に触れて、五感で感じることが大切だと感じた。(光市 小4)

 

☆旅を通して自身がついたのか、夏休みに東京の親族に会いに一人で飛行機に乗って行くと言っている。同じ班の子との会話が楽しかったよう。(周防大島町 小3)

 

☆低学年のお世話を率先してするようになった。また、リーダーや代表などにも積極的に立候補するようになった。(山口市 小5)

 

☆この企画に自分を成長させるために参加すると決意して参加を決めたことに成長を感じた。また、今までは人見知りでなかなか友だちをつくることができなかったが、たくさんの友達ができたみたいで人との接し方も上手にできたのだなと思った。(平生町 小6)

 

☆とにかくいい表情で帰ってきた。駅のホームで「荷物を持つよ」というと、「大丈夫、自分で持つから」と心も体もたくましく感じた。船の中でのおしゃべりや京都観光や北海道での滞在が楽しかったそう(宇部市 中3)

 

☆10日間も親元から離れたことがなく、出発までは不安だったようだが、友だちができて一緒に雪遊びをしたり、将棋をしたりと楽しかったと話していた。帰宅してから自分で荷物を片づけ、みんなへのお土産を仕分けしていた。今までは(親が)先回りして声かけをしていたが、少し待って考える時間をもたせると、自分のやることはきちんと計画を立てて行動している事に気づけた。私自身も親として成長できたのかなと思う。(岩国市 小3)

 

☆友達や親との接し方を自分なりに考えるようになった。話も落ち着いてできるようになり、親としても驚いている。(岡山 小6・小4)

 

☆決められたお小遣いの中できちんとやりくりができていたことに驚いた。今までは自分のことに使っていたお小遣いだが、買ってきたお土産はほとんどが家族や普段お世話になっている人へのお土産だった。また先日、母の日に初めて自分でためたお小遣いを使ってプレゼントをしてくれたことがうれしかった。他人を思いやる気持ちもついてきたのかなと思った。(岩国市 小2)

 

☆北海道の雪や京都の桜のきれいさなどを、目をキラキラさせて話してくれたことが印象的だった。家族以外の様々年齢の人との生活の中で、人それぞれの工夫を自分の生活に取り入れていて、すべてのことが子供の成長につながるのだなと感じた。(下関市 小1・小4)