船のデッキからの景色
小樽を散策(北海道)
雪あそび(北海道)
ごあいさつ
平素より本活動へのご理解、ご協力、誠にありがとうございます。
2025年3月27日に出発した「第48回山口県小学生中学生の船」は多くの皆さまの支えにより、無事10日間の旅を終えて4月5日に山口県に帰ってくることができました。
子どもたちは始め硬かった表情も、仲間との交流を通してお互いに打ち解けていき笑顔が増えていきました。
共に生活をする中で意見が合わなかった時はみんなで話し合い、解決していくことで友だちとの絆が深まり、心身ともに成長をしていきました。
訪問先では初めて目にする展示や風景、初めて聞くお話しに、子どもたちは目をキラキラさせながら見て、聞いて自身の学びにすることができました。
友だちと別れるときは「また絶対に会おうね!」と涙を流しながら別れを惜しんでいる姿がありました。
この10日間で経験した楽しかったこと、大変だったこと、すべてが子どもたちの将来に向かう中で少しでも支えにしていただきたく思います。
あすの山口を創る県民会議 事務局
団員体験感想文
◇中学2年生◇
私がこの船の旅でできるようになったことみんなをまとめられるようになったことです。
今までそういう役割をしたことがなく、役割を果たせるか不安でした。だけど、指導員や他の班長の子たちを見習いどうやったらうまくまとめることができるのか、みんなとコミュニケーションがとれるのかなどたくさんのことを学び出来るようになりました。
2つ目は発表です。もともと人前に出て話をすることや意見を出すことが苦手で発表することをさけてきました。しかし、この船の旅では班長としてみんなの意見をまとめ、自分の考えや目標をみんなの前に立って話すという機会が多くありました。だからこそ意見や考えがすぐに思い浮かんだり、事前に考えたりするようになり発表が自然とできるようになりました。
この船で学び、できるようになったことを今後の生活に活かせるように続けていきたいです。
◇中学1年生◇
この船の旅で学んだことは家族のありがたみです。いつもご飯の準備をしてくれたり、お風呂に入れたり、服の洗濯や畳むのをいつも家族がやっていて、船の旅では全部自分がやったので家族のありがたみがわかりました。
◇小学5年生◇
心に残ったことの1つ目はディズニーランドです。友達といっしょにアトラクションに乗ったり、パレードとかをみたりしたのが楽しかったです。
2つ目は北海道の小樽を観光したり昭和新山、地球岬に行ったことです。小樽では8段ソフトがおいしかったです。地球岬で水平線がちょっと丸くなっていてきれいだと思いました。
◇小学4年生◇
私ががんばったことは友だちづくりです。船に乗る前は少し不安でしたが、友だちを一人でも作りたいという気持ちが勝ち、船に向かうバスで初めて人に話しかけました。話しかけた後はどんなことを言おう、めいわくだったらどうしよう、今は話しかけない方がよかったのかなということで頭がいっぱいになりました。そんな私を見てその子はニコッと笑い会話を続けて楽しい時間を過ごし友だちになれました。
北海道では、私が住んでいる山口県ではありえないほど雪が積もっていて、目を丸くしました。北海道大学では見たことのないふしぎなものがありしんせんな体験ができました。おたるではとてもおいしいアイスクリームやオルゴール館などいろいろなお店があり、全部の店がみりょく的でした。ジンギスカンはほっぺが落ちるほどおいしくてご飯が進みました。
このように普段では絶対にできないようなことをこの船でできました。この船に乗ってよかったです。
◇小学2年生◇
学んだことは時間をまもってこうどうすることです。船にのるまえは、時間をまもれなくてお父さんやお母さんに言われて、自分だけでこうどうがむずかしくてできませんでした。なのに船にのってからは、時間をまもれました。
もう一つできたらいいなと思うのは、自分のことを自分でできたらいいなと思います。できるようになって、お父さんとおかあさんにすごいねって言われるようにがんばります。
◇小学1年生◇
たのしかったことはおねえちゃんやかぞくにおみやげをかったことです。
それからみんなでゆきでかまくらをつくったこともたのしかったです。
ほかにもディズニーランドでアトラクションにともだちとのったこともたのしかったです。
またいってみたいです。
保護者の皆様の声(10日間での変化や、成長を感じたところ)
☆小学6年生
船の旅を通して親しい友人たちができ、自信につながったようだった。進学先の中学校では「あの旅を経験できたんだから何だってできる」と言い、中学校生活を楽しんでいる姿をみて、とても成長したなと感じた。
☆小学5年生
最後、友だちと別れるときに涙する姿をみて、涙を流すほどの感情が生まれたことに成長を感じた。
☆小学5年生
一人っ子ということもあり、いつも自分のペースでゆっくり過ごしている分、集団行動の毎日で大変だったようですが、旅のあとは自分のことは自分でテキパキ動けるようになっていて驚いた。
また、今まで以上に周りの人に対する気遣い優しさが増したのか、小さなことにも「ありがとう」という言葉が出るようになって感動した。
☆ 小学5年生
旅の前は片付けをお願いしても中々せず、嫌々していました。家に帰ってくると人が変わったように部屋の片づけ、お手伝いを積極的にするようになりうれしい成長だった。
☆ 小学4年生
東京、北海道、京都に初めて行って、山口とは違う景色、人の多さを体験して、もっと見たい、知りたいという好奇心が芽生えたように思う。
☆小学3年生
旅の間でできた友だちとずっと行動できたのが一番の想い出と話していた。友だちと色々な話をしたり、お小遣いで買い食いをしたりと、普段できない体験が最高に楽しかった様子。
旅から帰ってきて、所属しているクラブの指導員の方に「掛け声や返事をする声が大きくなった!」とほめられ、とても成長を感じることができた。
☆小学2年生
荷物整理や布団の整頓など日ごろ行わないことが大変だったようだが、帰ってきてからは毎朝自分から学校に行く準備ができるようになったり、時間をみたり、決めたりしてこうどうができるようになった。家族や友だち、お金の大切さを学ぶことができ、いい機会になった。





